
こんにちは、SCANTYです。
先日、ATM手数料・振込手数料が無料の新生銀行をおすすめする記事を書きました。
その記事はこちら
実は、私は新生銀行の他に、もう一枚のキャッシュカードを併用しています。
それが、住信SBIネット銀行です。
本日は私が10年以上利用している住信SBIネット銀行のメリット・デメリットをお教えします。
住信SBIネット銀行とは
住信SBIネット銀行とは、三井住友信託銀行とSBIホールディングスが共同出資して作られた銀行です。
”住信”は三井住友信託銀行の以前の名前「住友信託銀行」から、SBIはその名の通りSBIホールディングスからとられています。
また、”ネット銀行”とある通り、ネット専業の銀行です。
そのため、大手メガバンクと違って実店舗はありませんが、その分各種手数料が総じて安いのが特徴です。
ATM手数料が無料
住信SBIネット銀行の最大のメリットは、ATM手数料が無料であることです。
ただし、後述するスマートプログラムというややこしい制度により、1か月の間で無料になる回数が異なります。
<無料となるATMの一覧>
コンビニ・スーパー
- セブン銀行ATM (セブンイレブン、イトーヨーカドー等)
- E.net (ファミリーマート、デイリーヤマザキ等)
- ローソンATM (ローソン)
- イオン銀行 (イオン、ミニストップ、マックスバリュ等)
駅
他の銀行
新生銀行はメガバンク(三井住友銀行・みずほ銀行・三菱東京UFJ銀行)でも無料でしたので、
こちらは若干対象が少ないですね。
ただし、大手コンビニは網羅しているのであまり問題ないと思います。
振込手数料も無料
住信SBIネット銀行は振込手数料も無料です。
ただし、こちらもATM手数料と同様、スマートプログラムにより無料の回数が制限されます。

定額自動振り込みが便利!
住信SBIネット銀行の便利な機能として、定額自動振り込み機能があります。
これは、毎月決まった日に定額を指定口座に振り込んでくれることです。
家賃などの毎月の振り込みを自動化できるので、面倒な作業を省略でき、振り込み忘れがありません。
もちろん、自動振り込みの場合も振込手数料はスマートプログラムのランクに応じた無料回数に含まれます。
定額自動入金機能もある!
もう一つ便利かつお得な機能として、定額自動入金サービスというものもあります。
こちらは、自分名義の他の銀行口座から、定額のお金を自動で住信SBIネット銀行の口座に入金してくれる機能です。
手数料は、なんと無料です。
親から毎月仕送りをもらっている学生などに便利ですね!

スマートプログラムの攻略方法
スマートプログラムとは?
スマートプログラムとは、銀行側が提供するサービスの利用状況に応じて顧客がランク分けされ、ランクに応じて優遇度合いがかわる制度です。
何も条件を満たさない場合は「ランク1」となり、ATM手数料は月2回、他行への振込手数料は月1回までしか無料になりません。
振込はそれほど機会がないかもしれませんが、ATM手数料が2回しかないのはちょっと少ないですね

各ランクの条件
各ランクを満たすための条件を下記に整理します。
太字&★マークを付けたものは、比較的達成が容易な項目です。
ランク4の条件
下記A、Bのいずれかの条件に該当する場合
A:外貨預金と仕組預金の月末残高合計が、500万円以上
B:外貨預金と仕組預金の月末残高合計が、300万円以上 かつ 住宅ローンを利用
ランク3の条件
下記C、D、Eのいずれかの条件に該当する場合
C:総預金の月末残高が300万円以上
D:総預金の月末残高が1,000円以上 かつ 住宅ローンを利用
E:総預金の月末残高が1,000円以上 かつ 以下の1~8の条件に3つ以上該当
1. 外貨預金(普通・定期)の月末残高あり★
2. 仕組預金の月末残高あり
3. SBIハイブリッド預金の月末残高あり★
4. カードローンの月末借入残高あり
5. 目的ローンまたは不動産担保ローンの月末借入残高あり
6. 給与、賞与または年金のご入金あり★
7. 純金積立のご契約あり
8. Visaデビットカードの月末時点の確定金額が合計1万円以上
ランク2の条件
下記のF、G、Hのいずれかの条件に該当する場合
F:総預金の月末残高が100万円以上
G:総預金の月末残高が1,000円以上 かつ 以下の1~8の条件に2つ以上該当
1. 外貨預金(普通・定期)の月末残高あり★
2. 仕組預金の月末残高あり
3. SBIハイブリッド預金の月末残高あり★
4. カードローンの月末借入残高あり
5. 目的ローンまたは不動産担保ローンの月末借入残高あり
6. 給与、賞与または年金のご入金あり★
7. 純金積立のご契約あり
8. Visaデビットカードの月末時点の確定金額が合計1万円以上
H:総預金の月末残高が1,000円以上 かつ 30歳未満★
ランク1の条件
ランク2を達成するために
もっとも簡単なのはHです。
H:総預金の月末残高が1,000円以上 かつ 30歳未満
30歳未満であれば、ほぼ確実に達成可能です。
(月末に残高1,000円以下にしないようにだけ気を付ければ)
30歳以上であれば、FかGで達成しなければなりません。
Gで達成する場合は、1・3・6のいずれか2つで達成しましょう。
- 1. 外貨預金(普通・定期)の月末残高あり
- 3. SBIハイブリッド預金の月末残高あり
- 6. 給与、賞与または年金のご入金あり
私は株式投資をやっているのでSBI証券の口座を持っており、
自動的にSBIハイブリット預金の残高があったので達成できました。
SBI証券の口座は開設費用も維持管理費も無料なので作るだけ作ってもよいと思います。
もし作られる際は、キャッシュバックなどのキャンペーンを実施していることがありますので、情報を確認し、お得に作ってください。
SBI証券キャンペーン情報
または、外貨預金をする方法もあります。
一番安いのは南アフリカのランドで、8円ほど入金するだけで1を満たすことができます。
この画像は実際の私の口座です。

外貨預金は下記の手順で簡単にできます。
①上部のメニューから「外貨・FX・純金積立」を選択、その後「外貨普通預金」をクリック

②南アランド/円の「買付」をクリック

③1南アランドを購入

ランク3を達成するために
ATM手数料7回無料、他行への振込手数料7回無料のランク3は達成したいところですね~。
そのためには、上記表のC・D・Eのいずれかを満たさなければいけません。
私の場合、
- Cは300万貯金させるほど金持ちじゃないので無理!
- Dは住宅なんか持っていないので無理!
ということで、なんとかEの条件をクリアしなければなりませんでした。
やり方はランク2の場合と同じで、条件の1・3・6を全て達成する必要があります。
やってみると意外と簡単なので、ぜひチャレンジしてみてください。
新生銀行との使い分け
私は新生銀行と住信SBIネット銀行の口座を併用しています。
大さっぱに言えば、ATMを利用する生活費の管理は新生銀行、他行への振込は住信SBIネット銀行って感じですね。
さらに具体的に言うとこんな感じです。
<住信SBIネット銀行>
- 給料の振込口座に指定。
(ランク3をキープするため)
- 給与が振り込まれたら新生銀行に当月の生活費を自動振込み。
- その他、ヤフオクなどで銀行振り込みが必要なときはこちらを利用。
(振込手数料は月7回無料と、こちらの方が多い)
<新生銀行>
- 日々の生活費を管理。(ATM手数料が何度でも無料のため)
最後に
世の中にはATM手数料や振込手数料が無料になる銀行がいっぱいあるにもかかわらず、
なんとなくメガバンクの口座を開設し、手数料を払い続けている方もいらっしゃいます。
住信SBIネット銀行と新生銀行をうまく利用し、無駄な手数料の節約に務めてください!
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