こんにちは、SCANTYです。
本日は私も毎年楽しみにしているイベント「ふるさと納税」について徹底解説します。
ふるさと納税とは?
みなさん、ふるさと納税をご存知ですか?
ふるさと納税とは、あなたが好きな地域(都道府県・市区町村)を選んで寄附が出来る仕組みです。
寄附をすると、税金が控除されたり、寄附金の使い道を指定して地域を応援できたり、さらには寄附した地域からお礼の品として美味しいお肉やお魚などがもらえることがあります。
ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」HPより引用
2008年にスタートし、豪華な返礼品が実質2,000円の負担でもらえることから、爆発的な人気となっています。
youtu.be
ふるさと納税で航空会社のマイル・ポイントをもらえる
ふるさと納税の返礼品といえばおいしいお肉やお米、果物などが有名ですが、
実は航空会社のマイルやポイントがもらえる自治体もあるのです!
それが以下の2自治体!
Peach(大阪府泉佐野市)
まずは、格安航空会社であるLCC(ローコストキャリア)のさきがけ、
Peach(ピーチアビエーション)です。
寄付した額に応じて、ピーチポイントがもらえます。
- 1万円以上:5,000ポイント
- 2万円以上:1万ポイント
- 3万円以上:15,000ポイント
- 5万円以上:25,000ポイント
- 10万円以上:5万ポイント
ピーチポイント1ポイントが、航空券購入の際に1円として使えますので、
還元率はなんと50%!!!
還元率50%といっても、10万円寄付して5万ポイントもらえるだけじゃありませんよ!
寄付した分は2,000円を除いて翌年の税金から控除されます。
仮に10万円寄付すると、翌年の税金が98,000円控除されますので、実質は2,000円払って5万円分のピーチポイントをゲットできるわけです!
こちらは、大阪府泉佐野市に寄付することでポイントがもらえます。
関西国際空港がある自治体ですね。
ピーチは関西国際空港が本拠地ですので、関空発の便が多いです。
新千歳、成田、福岡、沖縄、石垣などの国内線をはじめ、ソウル、香港、台北、上海などの国際線も飛んでいます。
そして、成田発・羽田発もありますので、よく使う路線があれば絶対に利用すべきでしょう。
注意点は、ポイントの有効期間が180日間であることです。
あまり多く一度にもらいすぎると使いきれない可能性がありますので、
何度かに分けて寄付してもよいでしょう。
スターフライヤー(福岡県行橋市)
もうひとつは、スターフライヤーです。
こちらは福岡県行橋市に寄付することで、
スターフライヤーで特典航空券交換できる「スターリンクマイル」というマイルがもらえます。
- 1万円以上:2,000マイル
- 10万円以上:14,000マイル
どちらも、何度も寄付することが可能です。
10万円以上寄付すると還元率が上がりますので、所得が高い方はそちらを選んでもよいでしょう。
ただし、スターフライヤーは便が少ないのが難点。
福岡が本拠地の航空会社ですからね。。。
ですが、羽田⇔福岡、羽田⇔関西、中部⇔福岡などの便は使っている方も多いのではないでしょうか。
また、還元率もピーチに比べ少々悪いです。

ただし、スターフライヤーはLCCではありません。
LCCどころか、国内線の顧客満足度で8年連続1位という最上級のおもてなしをしてくれる航空会社です。
スターフライヤー、8年連続で顧客満足度No.1 JCSI調査
もちろん飲み物も出てきますし、国内線でも、座席の前に設置された画面で映画を見ることもできます。
「最高のおもてなしを体験したい」
「LCCのデメリット(搭乗口が遠い、座席が狭い、荷物に制限がある・・)などがいや!」
という方は、こちらを選ぶとよいでしょう。
納税の仕方
1. ふるさと納税サイト:ふるさとチョイスに会員登録
ふるさと納税サイト 「ふるさとチョイス」にアクセスし
右上の「無料登録」から登録を済ませます。

2. 寄付したい自治体を選択、返礼品を選択
ピーチの場合、大阪府泉佐野市の返礼品一覧のページに行き、「ピーチポイント」を選択します。

3. 「寄付を申し込む」をクリック

このあと、画面上で必要項目を入力していけばオーケーです。
もちろん、クレジットカードでの支払いもでき、クレジットカードのポイントもたまります。
注意点
①自分の控除額を確認しよう
ふるさと納税は大変お得な制度ですが、昨年の所得などに応じて控除される額の上限が決まります。
たとえば単身で昨年の年収が700万円だった場合、10万9,000円までは自己負担2,000円を除き翌年の税金から控除されます。
(上記は目安です!各種条件で額が変わるので注意!)
つまり、寄付額が10万9,000円までであれば、10万7,000円が翌年の税金から減額されるということです。
ただし、上限を超えるとその分は自己負担となります。
上記の条件の人が15万円寄付しても、41,000円は翌年の税金から引かれないので、その分は実質、損をしてしまうことになります。
寄付する前に、自分がいくらまで自己負担2,000円で寄付できるか調べるようにしてください。
こちらで目安を確認することができます。
ふるさとチョイス 控除金額シミュレーション
②ワンストップ特例を利用しよう
本来、ふるさと納税した後は確定申告をしなければ翌年の税金から控除されない仕組みでしたが、最近は「ワンストップ特例」という便利な制度ができました。
ワンストップ特例とは、確定申告の不要な給与所得者等で、1年間の寄附先が5自治体まででふるさと納税を行う場合、確定申告を行わなくてもふるさと納税の寄附金控除を受けられる仕組みです。
この制度を利用した場合、控除額のすべてが翌年度の住民税から控除されます。
※ふるさとチョイス:ワンストップ特例制度より引用
上記のリンクをよく読み、必ず翌年の税金から控除されるよう手続きしてください。
それを忘れると、大きな損をしてしまいます!!
急げ!豪華な返礼品がなくなるかも!
先日から、ふるさと納税のニュースが世間を騒がせています。
それは、返礼品の金額を寄付金の3割以下に抑えるというものです。
ふるさと納税、返礼品は寄付金の3割まで 総務省通知へ
先ほどあげたピーチのポイントなどは3割を大きく超えており、いつ見直しになるかわかりません。
活用したい人は、ぜひ早めに手続きしましょう!