みなさんこんにちは!
先日、こちらの記事で墨田病院の事前検診に行ってきた旨をお伝えしました。
詳細:【治験体験談】墨田病院の治験事前検診に行ってきました
結果、無事合格し、先日入院とその後の通院を終えました。
今日は、墨田病院での治験入院・通院の流れを徹底解説します。
今後治験に参加しようと思っている方、ぜひ参考にしてください!
また、今回は「入院の流れ編」ですが、別途「墨田病院の設備・持ち物編」をお届けしますのでそちらも楽しみにしておいてください。
★注意★
治験施設内は写真撮影が厳禁ですので、今回の体験談は文章のみになりますことをお許しください。
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治験入院までの流れ
今回の申込は、治験の案件を紹介してくれるサイト、「JCVN
」から申し込みました。
ちなみに、墨田病院には独自の治験申込HPがあり、生活向上WEBやJCVN、VOBなどの治験の紹介サイトを通さずに直接申し込むこともできます。
(申込はこちら:治験実施施設:医療法人相生会 | 直接申し込みはこちら)
2週間ほど前に事前検診を終え、その1週間後くらいに合格発表(?)があり、無事通過しました。
また、今回の案件では合格発表時に、自分が本試験予定者か、予備者かを伝えてくれます。
今回は本試験予定者とのことでしたので、当日の検査で異常がない限り最後まで参加することができます。
入院初日
【14:00】集合・スクリーニング検査
入院初日は14時集合でした。
当日は14名の方が来る予定(本試験予定者10名+予備4名)だったのですが、2名がドタキャンしたため、集合場所には12名の男性が集合していました。
この12名のうち10名が本試験に参加、2名が投薬前に帰ることになります。
ドタキャンのおかげで参加できる確率が上がりました。
しかも、事前に予備者が決まっているため、初日の検査と2日目の投薬前検診で異常がない限り最後まで参加できます。
前回、入院する気満々だったのに初日で帰されてしまった私としては、最後まで参加できる確率が少しでも上がったので嬉しい限りです。
15時頃から、事前検診と同様、採血・心電図の測定・採尿・体重測定がありました。
その後、入院における注意事項などの説明があり、16時半にはパジャマに着替えてベッドに入ります。
といっても、当日は何の予定もありません。
あとは夕食を食べて寝るだけですので、消灯の23時までは自由時間です。
ロビーに机とイスが30台ほど用意されていますので、私はそちらでPCをいじります。
【18:30】シャワー
夕飯の前後にシャワータイムがあります。
これは、今日の受付時点で早いもの順に30分ごとの枠を予約していました。
貼りだされた予約表を見ながら各自でシャワーに向かいます。
シャワーは2室あり、そのうち1室には浴槽もありました。
制限時間は1人30分ですが、がんばれば湯船につかることもできますね。
(私は普段からシャワーだけなのでやりませんでしたが…)
シャワー室にはシャンプー・リンス・ボディソープ(いずれもメリット)が用意されており、シャワー室横の洗面台には洗顔フォーム(ビオレ)もありました。
早めの時間を予約していたので室内もそれほど汚れておらず、快適な入浴タイムでした。
【19:30】夕食
19:30には夕食の時間です。
夕食はサバの味噌煮の弁当でした。
今回、スクリーニング検査のために昼食抜きだったので、正直めちゃくちゃお腹がすいていたのですが、夕食は普通の量。
もちろん、今日の食事はこれで終了ですので、できる限り満腹になるよう、いつも以上によく噛んで食べました。
さすが病院が出すお弁当だけあって薄味ですが、サバはなかなかおいしかったです。
【16:30~23:00】自由時間
初日は、夕食とシャワータイム以外はすべて自由時間です。
皆さん、ほとんどの方がベッドで漫画を読んでいます。
墨田病院は漫画のラインナップが豊富です。
ロビーの机・イス・テレビも自由に使えるのですが、皆さんなぜかずっとベッドの上にいます。
私はロビーでパソコンをいじっており、テレビで野球でも見ようかなと思ったのですが、寝ている人もいたのでテレビは見ませんでした。
【23:00】消灯
消灯は全日23:00です。
23:00になると看護師さんが見回りに来られ、明日のスケジュールの説明があって電気が一斉に切られます。
が、私はなかなか寝付けません。
もともと誰かと同じ部屋で寝るのが苦手なタイプで、しかもいびきがうるさい!!
今回の治験は全員おっさんなんで仕方がないのですが、たまたま隣の人が唯一のいびきマンだったため、気になってしょうがありませんでした。
そんなこんなで、深夜にようやく就寝。。。
2日目(投薬日)
【6:30】起床・投薬前検診
2日目の起床は朝の6:30です。
朝起きると、まずは全員強制的に水を飲まされます。
治験入院中、常に「何時から何時までの間に麦茶○杯~○杯飲まなければならない」という制限があります。
私は普段あまり水を飲まないのですが、入院中は無理やり何杯も飲まないといけないため、結構大変でした。
起きて水を飲んだ後は、すぐに採血と心電図・脈拍測定になります。
この結果によって、最終的に投薬されるかどうかが決まります。
また、この採血で腕に留置針が刺されます。
留置針とは、あらかじめ採血用の針を腕に刺しっぱなしにしておくことで、以後採血をするたびに針を刺さなくてもよい、というシステムです。
手首のちょっと上あたりに刺されます。
後で詳しく述べますが、これが結構痛いんです。。。

検診の結果、無事投薬を受けられることになりました。
いぇーい!!
予備だった2名はここで薬を飲まずに帰宅になります。
残念でしょうが、事前に予備であることを言われていたので心の準備はできていたはず。
ありがとう!!予備の方!!
ちなみに投薬日の朝食は抜きでした。
【8:00】投薬
投薬は8:00からスタートです。
ここでは、投薬の時間が秒単位で決まっており、名前があいうえお順の若い方から1人ずつ2分おきに投薬されます。
薬は3錠ですが、一般的な市販薬の2倍くらいの大きさです。
特別に用意された机で、担当の医師の目の前で一粒ずつ飲み込みます。
周りには医師(もしくは製薬会社の人?)が8人くらい見守っているため、幾分緊張します。
3錠飲んだ後は、ちゃんと3粒とも飲んだか(隠し持っていないか)、別の医師から口の中を細かくチェックされました。
投薬後~
投薬後は、頻繁に採血と心電図・脈拍測定を繰り返します。
この測定も全て分単位で決められており、看護師さんが時計を見ながら実施されます。
留置針が刺さっているため、採血はめちゃくちゃ簡単で全く痛くないのですが、留置針自体が結構痛い。
私は左手に留置針を刺したのですが、常に誰かからつねられているような感覚でちょっとだけ痛いのです。
また、ちょっと手首を動かすと骨のほうからズーンという痛みがきます。
空き時間でブログを書こうと思っていたのですが、タイピングができる状態ではないと判断し、断念しました。
ところが、周りの人はあまり気になっていないようで、留置針が刺さっている方の手も自由に使って漫画を読んだり、PCのタイピングをしたりしていました。
私だけ刺しどころが悪かったのかなー。
それとも気にしすぎなのかなー。
上記の測定以外は全て自由時間なのですが、頻繁に測定がありバタバタしているのであまり時間はありません。
あと、投薬後は尿を一滴残らず全て提出しなければなりません。
尿をボトルにためて、ボトルに自分の治験番号が書かれたシールを貼り、時間書いて看護師さんに提出します。
提出の際はナースコールで看護師さんを呼んで、必ず対面で提出します。
尿を採るのは結構面倒ですし、女性の看護師さんに自分の尿を渡すのは恥ずかしいのでできればトイレに行きたくないのですが、強制的に麦茶を飲まされるので何度も通うことになります。
【13:00】昼食
ちょっと遅めの昼食です。
メニューはなんと今半のすき焼き弁当!!
うぉーリッチ!!
ですが、ちょっと量に問題が…
朝食抜きでめちゃくちゃお腹がすいていたのですが、出てきたのはコンパクトなお弁当。
おいしいのですが、全く足りません。
これまた、いつも以上に噛んで味わいながら食べました。
【19:30】夕食
昼食後は採血や心電図・血圧の測定を繰り返しながら、あいだの時間は自由時間です。
夕食は19:30。
焼き鮭と中華丼の具みたいなのが入ったお弁当でした。
こちらもまた、噛んで噛んで噛みまくります。
夕食後~
この時間になると測定のペースも緩やかになり、ちょっと時間ができ始めます。
この日はちょうどサッカー日本代表の試合だったので、テレビをつけて観戦します。
が、見ているのは3人だけ。
他の7人は相変わらずベッドで漫画を読んでいます。
日本代表の試合なのでさすがに全員で観戦することになるのかと思っていましたが、意外でした。
【23:00】消灯
消灯はこの日も23:00です。
ですが、深夜1:00に最後の採血があるため、その時間に一度起きなければなりません。
といっても採血は横になったままほとんど看護師さんがやってくれますし、留置針のおかげで痛くも無いので、半分寝ながら終えました。
3日目
【8:30】起床・測定
この日は8:30に起き、9:00からまた採血と心電図・血圧の測定です。
この採血をもって、留置針とお別れです。
めちゃくちゃ痛いわけではないのですが、ずっと微妙な痛みが続いていて、本当に辛かった。。。
【10:00】朝食
この入院の中で初めての朝食です。
朝食は…おにぎり3個のみ!!
まぁ、こんなもんですよね。
朝食後にはイベントはありませんので、ずっと自由時間です。
皆さん、相変わらずベッドで漫画を読んでいます。
【13:00】ラジオ体操・昼食
お昼に突然ラジオ体操が始まりました。
たしかに、入院中は運動が全くできないので体がなまってきています。
久しぶりにラジオ体操したなー。
ラジオ体操が終わるとそのまま昼食です。
メニューが何だったか忘れましたが、確か普通のお弁当だったはず…
昼食後もひたすら自由時間です。
【17:00~】シャワー
この日はシャワーが可能です。
私は結構早い時間の予約になっていました。
久しぶり(といっても1日だけですが)の入浴のため、気持ちいいー!
【19:30】夕食
今回もお弁当。
チキンソテーのようなものがおいしかった!
初めてお肉がガッツリ出ました。
【23:00】消灯
3日目になるとさすがに環境に慣れてきて、この日はぐっすり眠れました。
最終日
【8:30】起床・測定
いよいよ最終日になりました。
この日も9:00から採血、心電図・血圧の測定があります。
看護師さんとも少しずつ顔見知りになってきました。
(会話はありませんが…)
【9:30】朝食・退院準備
採血などが終わると、朝食です。
BOXタイプのサンドイッチが出ました。
それだけでしたが、結構お腹いっぱいになりました。
もしかしたら入院中に胃が縮んだのかもしれません。
食べた後はいよいよ退院の準備です。
まずは次の人のためにベッドのシーツを交換します。
その後、パジャマから私服に着替え、ロビーで待機です。
そして、朝に実施した採血や心電図・血圧の測定に問題がないか、結果を待ちます。
待っている間に今後のスケジュールについて説明があります。
今回の治験は、退院した後も何度か通院しなければなりません。
入院時と同じように採血や各種測定のスケジュールが分単位で決まっているようで、遅刻をしないようにしつこく注意されます。
ちなみに、今回は集合時間が8:00と早く、絶対に遅刻できないことから、不安な人は前日に来て病院に泊まることができます。
私も朝弱いため悩みましたが、帰ることにしました。
10:30頃に、全員問題無しとの結果が出て解散になりました。
通院
退院した後、通院が計4回あります。
最初の3回は、入院中に何度も実施した採血、心電図と血圧の測定を行った後、結果に異常が無ければ解散になります。
入院中と同様、スケジュールが分単位で決まっているので、絶対遅刻できません。
電車の遅延などに備え、だいぶ早めに出発しました。
また、遅刻防止の観点からか、家を出発したときに墨田病院に電話をして、出発した旨を留守電に入れなければならないのがちょっと面倒でした。
まぁ、ここまで言われても当日は何人か遅刻して怒られていました(笑)
最後の4回目の通院は採血などは無く、体調に問題が無いかの問診のみでした。
協力費の振込
協力費は最終通院日から2週間後くらいに指定の銀行に振り込まれました。
今回は14万円ほど。
相場として高いのか低いのかは判断できませんが、個人的にはあまり苦痛を伴う治験内容ではなく、施設もきれいで対応もしっかりしていたので大変満足でした。
ただ、治験は一度参加すると3~4ヶ月は次の治験に参加できません。
1年間に参加できる回数が決まっているので、治験を収入の一部として考えている人は、入院期間がもっと長い治験を選ぶと、20~30万円程度の協力費がもらえるものもあります。
私も一度30万円くらいの治験に参加してみたいですね!!
以上、墨田病院での治験入院の体験記でした。
今後治験に参加しようと思っている方、ぜひ参考にしてくださいね!
また、今回は「入院の流れ編」ですが、別途「墨田病院の設備・持ち物編」の記事も作成しますので、そちらも楽しみにしておいてください。
その他、治験に関する記事はこちらもぜひお読みください!
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